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麻痺側の肩や腕の痛み・亜脱臼について

肩や腕の痛みについて

人間の腕の重さは、一般的に片腕3~5キロ程度あるといわれています。

麻痺している場合、筋力が使えないので、その腕の重さがまるごと肩にかかってきます。

そこで、肩の関節がずれたり、亜脱臼となって、肩や腕の痛みを訴えるかたが多いです。

三角巾やテーピングなどで持ち上げると一時的な痛みはよくなりますが、長期の使用はおすすめできません(ますます動かさなくなるため悪化するので)。

 

当センターの鍼灸や超音波で、痛みの軽減は可能ですが、関節がずれている場合は治すことはできません。

亜脱臼を治す(接骨)には、整形外科または、柔道整復師の資格が必要ですので、必要があれば、接骨院をご紹介し、まずは関節を正しい位置に戻します。

その上で、麻痺した肩、腕、手首のリハビリをおこないます。

神経回路がつながって、腕が動くようになれば、筋肉が働きますので、肩への重さの負担が減ります

筋肉がつけば、血行の改善にもつながります

Kさんのご紹介

痛くてベッドに横になるにもひと苦労され、寝返りも打てなかったお客様K様が、肩の痛みが取れリハビリで肩が動かせるようになって、睡眠の質が格段に変わったと喜んでくださっています

施設の看護士さんから「本当に痛くないの?」と驚かれるそうです

痙縮で固く縮まっていた上腕の筋肉も働き始め、柔らかく大きな筋肉になりました

いま筋肉をつけるトレーニングを開始しました

ご子息の奥様からK様のご様子について、「退院したときは、絶望していたが、笑顔が増えて元気になった」とのことで、スタッフも喜んでいま